通関士の求人が見つからないときの探し方とは

通関士の求人は、昔に比べたらだいぶ選択肢が増えてきたでしょう。
通関事業に乗り出して、通関士を雇っている企業がこの20年くらいで増えてきたからです。
ただし、目立ったところで募集していないこともあるため、通関士の求人の探し方には注意がいりますね。

通関士の試験に受かって通関士として働くには、通関業者に入社することが第一歩となります。
実は通関業者の求人は、新卒採用の場合と中途採用の場合で勝手が違います。

新卒採用の場合、通関業者の新卒求人募集に応募するときに、通関士の資格をアピールすれば それは非常に強みとなってくれます。
中途採用の場合はどうなるでしょうか。特に長年通関事業をやっている業者の場合、 自社の社員に働きながら通関士の資格を目指すことを推奨する傾向があります。
つまり、外から人を呼ぶより先に、内部で人を育ててしまおうというわけです。
そのこともあって、通関士の求人は一般的な転職雑誌等ではそう多くは見かけません。

やはり今だったら、求人を探すには雑誌や新聞のような紙媒体よりもWeb媒体のほうが早いですね。
そして通関士のような若干特殊な求人を探すときも、Webは便利です。
通関業者が通関士の求人を、自社で行っている場合も求人サイトで行っている場合もあります。
正社員にこだわらずに探せば、契約社員や派遣社員等で募集している機会は多くなります (最初は正社員でなくても、まず実務を積むことが重要でしょう)。
もちろん、転職コンサルティング会社や人材紹介会社が運営するサイトに登録するのもよいでしょう。

そして意外と知られていないことですが、 通関事業に手を出している企業に(その企業が通関士の求人を出していないときでも) 直接問い合わせて回る方法がけっこう有効です。
ひとつひとつの企業に問い合わせるのは手間がかかりますが、 通関士は通関事業では欠かせない資格ですから、特に人手不足でなくても、会ってくれる可能性があります。

いずれにしても、通関士の試験に受かったばかりの場合は 「他の仕事もやってほしい」と面接でいわれることが多いようですね。
雑多な仕事に従事しながら、少しずつ通関事業に接近していくことが多いことは覚えておくほうがよいでしょう。

なお、通関士の資格は、会社を変わってもその新しい通関事業者に入ってから、 税関長の審査を受ければ通関士として働けます。
転職をすることになっても、ずっと通関士として働くことができる資格なのですね。