通関士の独学をする人たちが買うべきテキストの種類

誰かにお金を払って教わる方法だったら、テキストや参考書についても 向こうから指定してくれるのですが、 通関士を独学で受けるなら、テキストや参考書をはじめとしてあらゆることを 自分で準備しないといけません。

昔からおすすめの基本テキストとしては、
イ 通関士試験の指針(財団法人 日本関税協会)
ロ いちばんよくわかる通関士試験集中テキスト(成美堂出版)
ハ 短期完成 通関士試験(中央書院)
等が王道だといわれています(いずれも、独学で通関士を目指す人専用のテキストなのではありませんが)。

独学でもそうでなくても、通関士のテキストは自分に合うかどうかがカギです。
文章が自分にとって読みやすく書かれているかどうかと、 図や表が挿入されていて、ひと目見て何の内容なのかわかるようになっているかどうかが 必須のチェックポイントですね。もちろん、最新の内容になっていることも忘れてはいけませんが。
そして、主たる3科目についてきちんともれなくカバーしていることも通関士の試験では重要です。

通関士の基本テキストのほかに、独学のとき自力で揃えるべき教材をまとめると以下のようになるでしょう。
1.参考書
書類の実技試験や計算問題、法律の条文……といった細部の穴埋めに使える内容になっているものを選びましょう。
2.過去問題集
これまでの通関士の試験に実際に出された問題集です。ただ問題と正解が載っているだけではなくて、 過去の出題傾向を解析していることと、解説が豊富に書かれていることが重要です。
3.問題集(練習用)
本試験を想定して作成してある問題集です。ただし、最初にすぐに買わなくてもよいでしょう。
ある程度の学力を備えてから取り組むのが手順だからです。
4.問題集(申告書作成用)
輸出入の申告書を作成する実技が本試験で出てくる以上、実技を繰り返して力をつけていかないといけません。
これも最初から買い求める必要はなく、ある程度勉強してからやればよいでしょう。
5.関税六法
これは「財団法人 日本関税協会」が発行していますが、通関士の試験で大事になる法令について 抜粋してありますから、法令の条文の勉強をしたいときにあると便利です。

通関士の独学では、テキストも他の教材も自分任せです。やりはじめてからはかどらなくなってきたら 至急テキストを変えて通関士の独学を続けたくなりますが……何回も変えてばかりというわけにもいきませんね。
そんなときは通学の短期講座や通信講座の教材を取り入れてみると、うまく乗り切れるチャンスとなります。