通関士に独学でなれそうな人とそうでない人の違い

通関士への注目度が年々高まっています。
「通関士に独学で受かる方法は?」「通関士の年収は?」といった質問がよく持ち出されていますが、 そんな時代になった理由は、おそらく通関士の資格が、資格ブームの中で脚光を浴びるようになったからです。

「独学で狙いたい資格」「不況でも強い資格」「転職するときに使える資格」……そんなふれこみで 資格を大量に紹介している雑誌やフリーペーパーも多くなりましたが、 そんな特集が組まれたときに、リストへの仲間入りを通関士も果たすようになってきました。

特に独学で通関士の試験を狙いたい人が増えてきたようですが、その可能性は正直いってどうなのでしょうか? 
通関士は実際に、独学で受かるチャンスがある資格です。

それに加えて、通関士の仕事は貿易がなくならない限り、なくなることはありません (もちろん、貿易が日本からなくなることもありえません!)。通関士の仕事は永遠になくならないですから 不況の時代であろうとなかろうと、いつでもとにかく需要は必ず残るわけです。

「通関士になりたい」「できたら独学で通関士になりたい」という希望を出したくなるのは、 通関士の数々の魅力がわかってきた人にとっては当然のことなのでしょう。
独学での通関士試験合格は不可能ではありませんが、ずぶの素人の段階から、それも1年目の受験で やり切ろうとするのは至難の業です。

手短にまとめるなら、「通関士の試験に独学で受かるためには、準備段階があったほうが望ましい」
と書いたほうがよいでしょうか。
試験まであと数ヶ月……という段階で、受かろうとするのは無茶ですし、 ましていきなり独学で受けようとするのは危険です (それで受かる人も皆無ではないですが、ほとんど奇跡でしょう。全員同じことができるとはとても思えません)。
せめて、「1回落ちた場合」「1年以上、独学に時間をかけるような場合」だったら話は別なのですが、 いきなり独学で通関士の試験を受けるのなら、「ダメ元で受ける」……くらいの気分で受けたほうがいいでしょう。

それに完全な独学にこだわる必要もないと思われます。
よく「スクールに行ったほうがいい」という意見がありますが、その意見をヒントにして 部分的にスクールや通信講座を利用するような、臨機応変な独学方法にするほうが通関士は 受かりやすくなりますから。
通関士に独学でなろうとするならどんな条件のときに可能性が上がるのか、 独学が難しい人にとってはどんな方法で勉強するとよいのか、 このサイトで気づいていってほしいものです。